目次
■戦力チャート
【評価】
星4:★★★★
■戦績(2024年3月現在)
27戦27勝0敗 20KO
(KO率74.1%)
■基本情報
名前:中谷潤人
通称:愛の拳士 ネクストモンスター
階級:バンタム級
身長:173cm
リーチ:176 cm
スタイル:サウスポー
国籍:日本
誕生日:1998年1月2日
■獲得した主要なタイトル
・全日本フライ級新人王
・初代日本フライ級ユース王座
・日本フライ級王座
・WBO世界フライ級王座
・WBO世界スーパーフライ級王座
■どんな選手なのか?なんとなく選手解説
・幼少期は空手をやっていた
両親が礼儀作法を学ばせるために小学3年生のときに極真空手を中谷に習わせるが、当時は身体が小さかったため試合では連戦連敗だった。
小学6年生の時に両親が営んでいたお好み焼き屋の常連客から体重別であるボクシングを勧められたことがきっかけでボクシングに転向。
その後中学2年生と3年生の時にU-15大会を連覇する程にボクシングの実力をつけていった。
・中学卒業後に単身アメリカへ
中学を卒業した後は進学はせずにボクシングを学ぶために単身アメリカへ留学。
アメリカでは世界王者を育て上げたトレーナの元で修行し16歳の時に帰国。
帰国後はM.Tボクシングジムに入門した。
・プロデビューはミニマム級
2015年4月にプロデビューを果たしたが、なんと階級はミニマム級。
プロ初戦は1ラウンドTKO勝ちと華々しいデビューを果たした。
2016年には既にフライ級へ転級しており、全日本新人賞・ユース王座・日本王座と国内タイトルを総なめにした後、2020年11月にWBO世界フライ級のタイトルを獲得している。
・2階級制覇
フライ級で世界タイトルを獲得後、新型コロナウィルスの影響でなかなか思うように試合ができない期間もありながら、2022年10月にスーパーフライ級へ転級。
1試合世界ランカーと試合を挟み2023年5月にアンドリューモロニーとWBO世界王者決定戦を行う。
最終12ラウンドに衝撃的なカウンターフックを叩き込んでのKO勝ちを収め二階級制覇を達成。
この試合のKO劇はアメリカのメディアであるESPN、CBSスポーツ、トップランク・ファン・アワード、ザ・リングの最優秀KO賞を獲得することとなった。
・3階級制覇
2階級制覇した中谷は1度WBO王座を防衛した後、バンタム級への転級を表明。
2024年2月にWBCバンタム級王者であるアレハンドロサンティアゴと転級初戦で対戦。
一方的に試合を支配した中谷が6ラウンドにTKOで勝利し、日本人では7人目となる3階級制覇を達成。
・戦い方の特徴
*長距離、中距離、近距離どの距離でも高いレベルで戦うことができ、強いジャブを軸にストレート、フック、アッパー、ボディなど多くのパンチを扱うこともできる。
また同じ種類のパンチでも軌道や出所、拳の角度を変えることで非常に多彩なパンチを出せるため対戦相手はガードするのも一苦労である。
*序盤は長いリーチを生かした長距離からのジャブやストレートで相手の射程外から攻撃することが多い。
相手がパンチを出す瞬間や踏み込んでくる瞬間を狙ってパンチを出すなど攻撃のタイミングが抜群であるため、相手はなかなか中谷に近づくことができず長距離ではほとんどパンチをもらうことが無い。
*近距離戦になった場合もスウェーやダッキング、クリンチなどを使い分け攻撃を回避するのが非常に上手い。
また長い腕を畳んで放つ強力なパンチがある上に、近距離戦でもカウンターを狙える技術があるため、どの距離でも攻守のバランス良く戦うことができる。
・将来的にはモンスターとの対決も
圧倒的なパフォーマンスで3階級制覇をしたことから将来モンスターこと井上尚弥との対戦もあり得るのではないかと、日本人対決では間違いなく歴代最大のメガマッチを熱望する声も上がってきている。
■感想
はい、今回はネクストモンスターこと
「中谷潤人」さんです。
正直もう「ネクスト」ではなく正真正銘モンスターの領域に片足踏み込んでいる感じはありますが・・・。
身長173cm、リーチ176cmという
軽量級では大柄な体格ながら
長らくフライ級やスーパーフライ級で戦ってきた経緯があります。
個人的にはかなり減量がキツそうに見えたので
スーパーバンタムくらいまで階級の壁に当たることなく
階級を上げるごとにパワーアップ!
することでしょう!
将来、間違いなく世界的な
スーパーチャンピオンになる逸材なので
みなさん今のうちから中谷潤人を
チェックしておきましょう!!
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